来年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』の原作の内容
来年の大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』は、2年前の大河ドラマ『篤姫』の脚本を担当した田渕久美子氏のオリジナル脚本なのですが、その小説版の上巻はすでに昨年刊行されています。ネットでその大まかな内容を見つけたのですが、ネットでのことなので、確証はありません。ただ、ガセネタである可能性は低いだろうと判断したので、以下に引用します。
691 名前:日曜8時の名無しさん 投稿日:2010/01/12(火) 21:52:16 ID:4MhNxQ98
田淵様原作「江~姫たちの戦国~」の前編のお江ちゃん(7歳~17歳)
・信長にも堂々と意見し対等に渡り合うお江ちゃん(9)→「おのれを信じることと、
おのれが神になることは違うと思います!」
・本能寺の変が起きたことを胸騒ぎにより直感するお江ちゃん(10)!
・信長が切腹する直前目の前にはお江ちゃん(10)の幻が登場!
・秀吉に「ほんの小娘ではないか」と言われブチ切れ。「控えよ、猿」→お江ちゃん
(11)に信長を感じた秀吉はその場にひれ伏す。
・本願寺に城を築くと言った秀吉にブチ切れたお江ちゃん(11)→「調子に乗るな猿。
そのような城、必ず滅ぼしてくれようぞ」と茶碗を投げつけようとする(止められる)。
・おねに対しても思ったことは率直に質問するお江ちゃん(12)→母子のように仲良しに。
・秀吉の朝鮮出兵に対してお江ちゃん(13)は「海の向こうまで戦を広げるおつもりですか。
もうたくさんです!」「今、ここでやめてください。今すぐに!」とただ1人反対。
・ガラシャに対してお江ちゃん(13)は「私は、たま様の生き方を支持します」と応援。
・勝手に千利休の押しかけ弟子となるお江ちゃん(13)。
・家康の上洛の件で秀吉に相談されたお江ちゃん(14)の意見から旭姫の家康への嫁入り決定。
・洗礼が受けれなくなって困るガラシャにお江ちゃん(15)が素朴な質問→そのことから
洗礼を受ける別な方法をガラシャが気付く→ガラシャ洗礼へ「これもお江様のおかげです」
・京極高次の初への本心を問い詰めるお江ちゃん(15)→初と高次が両思いと判明しチャンチャン。
・秀吉と利休の関係悪化を心配したお江ちゃん(17)仲介に入り秀吉に直談判。
692 名前:日曜8時の名無しさん 投稿日:2010/01/12(火) 21:52:39 ID:4MhNxQ98
秀吉に対して・・・
「私は信じぬ、何ひとつ信じるものか!」
「これからは思いのまま、自分らしゅう生きるのじゃ。見ておれ、猿!」
「(秀吉の首を締めあげながら)この泥棒猿!よくも、よくも姉上を手籠めにしおったな!」
秀次に対して…
「ちょっと!人が謝っているのに、そんな態度はないでしょう!」
「前から言いたかったのですが、そもそもあなたの性格というのはー」
秀忠(竹千代)に対して・・・
「さっきから聞いていれば・・・。ふざけるのもいい加減にしなさい!」
「待ちなさい・・・、ちょっと待ちなさいよ!」
748 名前:日曜8時の名無しさん 投稿日:2010/01/12(火) 22:47:21 ID:MSVLUVTW
原作の江と秀忠はこんな感じ
【原作310ページ~311ページ抜粋】
そうか、元服したと聞いたのを忘れていた・・・。江は咳払いをして言った。
「人のことは申せませんが、少し改めた方がいいかもしれませんね」
「改める?何をです?」
この間と同じ、飄々とした口ぶりだった。苛立ちを抑えつつ、江は言った。
「本当に改めなければならないのは、そのひねくれた性格ですが、まず
直すべきは、その話し方でしょうね」
「どこが悪いのです?年長者として教えてください」
「子供らしさがないのです」
「実際、もう子供ではないのですが、その意味だけは聞いておくとしましょう」
「その話し方を言っているのですっ!」
江の苛立ちが炸裂した。ほうら来た、とでも言いたげに、秀忠は無邪気な
笑いを浮かべた。
「その短気な性格をあなたが直すなら、わたしも直すことを約束します。
でも残念だなあ」
「何がですか?」
「短気でなくなったあなたの姿を見られないことがです。お会いするのは、
これが最後となるでしょうから」
「そうなることを私も望みます。道中、お気をつけて」
「江様も短気、ではなく元気で」
ほどなくして、秀忠と徳川家臣団は京を離れた。
江の望みは叶わず、これより数年後、秀忠と再び顔を合わせることになる。
互いの立場を一変させての再会を、このときの二人に予想できようはずもなかった。
『篤姫』もこんな感じだったのでしょうか。そうだとすると、第1回で視聴をやめて正解だったかもしれません。それにしても、秀吉がこんな描かれ方をされるとは、近年の日本における秀吉人気の低落を改めて痛感します。この問題については、以前雑感を述べたことがありますが、
https://sicambre.seesaa.net/article/200610article_17.html
この記事で指摘した問題だけではなく、経済低迷の暗い時代には、高度経済成長の時代と比較して、成り上がり者が共感を得にくいのかな、とも思います。それはともかくとして、こんな感じの原作だと、『篤姫』のときと同じく第1回を見て挫折しそうです。
691 名前:日曜8時の名無しさん 投稿日:2010/01/12(火) 21:52:16 ID:4MhNxQ98
田淵様原作「江~姫たちの戦国~」の前編のお江ちゃん(7歳~17歳)
・信長にも堂々と意見し対等に渡り合うお江ちゃん(9)→「おのれを信じることと、
おのれが神になることは違うと思います!」
・本能寺の変が起きたことを胸騒ぎにより直感するお江ちゃん(10)!
・信長が切腹する直前目の前にはお江ちゃん(10)の幻が登場!
・秀吉に「ほんの小娘ではないか」と言われブチ切れ。「控えよ、猿」→お江ちゃん
(11)に信長を感じた秀吉はその場にひれ伏す。
・本願寺に城を築くと言った秀吉にブチ切れたお江ちゃん(11)→「調子に乗るな猿。
そのような城、必ず滅ぼしてくれようぞ」と茶碗を投げつけようとする(止められる)。
・おねに対しても思ったことは率直に質問するお江ちゃん(12)→母子のように仲良しに。
・秀吉の朝鮮出兵に対してお江ちゃん(13)は「海の向こうまで戦を広げるおつもりですか。
もうたくさんです!」「今、ここでやめてください。今すぐに!」とただ1人反対。
・ガラシャに対してお江ちゃん(13)は「私は、たま様の生き方を支持します」と応援。
・勝手に千利休の押しかけ弟子となるお江ちゃん(13)。
・家康の上洛の件で秀吉に相談されたお江ちゃん(14)の意見から旭姫の家康への嫁入り決定。
・洗礼が受けれなくなって困るガラシャにお江ちゃん(15)が素朴な質問→そのことから
洗礼を受ける別な方法をガラシャが気付く→ガラシャ洗礼へ「これもお江様のおかげです」
・京極高次の初への本心を問い詰めるお江ちゃん(15)→初と高次が両思いと判明しチャンチャン。
・秀吉と利休の関係悪化を心配したお江ちゃん(17)仲介に入り秀吉に直談判。
692 名前:日曜8時の名無しさん 投稿日:2010/01/12(火) 21:52:39 ID:4MhNxQ98
秀吉に対して・・・
「私は信じぬ、何ひとつ信じるものか!」
「これからは思いのまま、自分らしゅう生きるのじゃ。見ておれ、猿!」
「(秀吉の首を締めあげながら)この泥棒猿!よくも、よくも姉上を手籠めにしおったな!」
秀次に対して…
「ちょっと!人が謝っているのに、そんな態度はないでしょう!」
「前から言いたかったのですが、そもそもあなたの性格というのはー」
秀忠(竹千代)に対して・・・
「さっきから聞いていれば・・・。ふざけるのもいい加減にしなさい!」
「待ちなさい・・・、ちょっと待ちなさいよ!」
748 名前:日曜8時の名無しさん 投稿日:2010/01/12(火) 22:47:21 ID:MSVLUVTW
原作の江と秀忠はこんな感じ
【原作310ページ~311ページ抜粋】
そうか、元服したと聞いたのを忘れていた・・・。江は咳払いをして言った。
「人のことは申せませんが、少し改めた方がいいかもしれませんね」
「改める?何をです?」
この間と同じ、飄々とした口ぶりだった。苛立ちを抑えつつ、江は言った。
「本当に改めなければならないのは、そのひねくれた性格ですが、まず
直すべきは、その話し方でしょうね」
「どこが悪いのです?年長者として教えてください」
「子供らしさがないのです」
「実際、もう子供ではないのですが、その意味だけは聞いておくとしましょう」
「その話し方を言っているのですっ!」
江の苛立ちが炸裂した。ほうら来た、とでも言いたげに、秀忠は無邪気な
笑いを浮かべた。
「その短気な性格をあなたが直すなら、わたしも直すことを約束します。
でも残念だなあ」
「何がですか?」
「短気でなくなったあなたの姿を見られないことがです。お会いするのは、
これが最後となるでしょうから」
「そうなることを私も望みます。道中、お気をつけて」
「江様も短気、ではなく元気で」
ほどなくして、秀忠と徳川家臣団は京を離れた。
江の望みは叶わず、これより数年後、秀忠と再び顔を合わせることになる。
互いの立場を一変させての再会を、このときの二人に予想できようはずもなかった。
『篤姫』もこんな感じだったのでしょうか。そうだとすると、第1回で視聴をやめて正解だったかもしれません。それにしても、秀吉がこんな描かれ方をされるとは、近年の日本における秀吉人気の低落を改めて痛感します。この問題については、以前雑感を述べたことがありますが、
https://sicambre.seesaa.net/article/200610article_17.html
この記事で指摘した問題だけではなく、経済低迷の暗い時代には、高度経済成長の時代と比較して、成り上がり者が共感を得にくいのかな、とも思います。それはともかくとして、こんな感じの原作だと、『篤姫』のときと同じく第1回を見て挫折しそうです。
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