ジャパンカップダート結果

 阪神ではジャパンカップダートが行なわれ、逃げたエスポワールシチーが直線で後続を突き放し、2着のシルクメビウスに3馬身半差をつけて圧勝しました。サクセスブロッケンは、前につけてエスポワールシチーをマークするような形でレースを進めたのですが、南部杯と同様に直線で突き放されてしまい、4着に終わりました。これで、文句なしにエスポワールシチーがダート路線の最強馬になったと言えるでしょう。サクセスブロッケンは、またどこかで相手に恵まれたら大レースを勝てるでしょうが、エスポワールシチーには大きく差をつけられたと言うべきで、古馬になってもっと成長すると思っていただけに、なんとも残念です。

 ヴァーミリアンは、スタートはよかったのですが、その後はじょじょに遅れだし、けっきょく直線でも伸びず8着と惨敗しました。武豊騎手の騎乗にも問題があったかもしれませんが、ヴァーミリアンにはもう全盛期の力はとてもないということなのでしょう。2着のシルクメビウスと3着のゴールデンチケットはともに3歳馬で、3歳馬は苦しいと思っていただけに、この好走は意外でした。3歳馬にも順調に強い馬が出てきており、低迷の続く芝路線とは異なり、ダート路線はなかなか充実している、と言えるでしょう。

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