23000年前の住居跡
神奈川県相模原市城山町の小保戸遺跡から、23000年前の住居跡とみられる遺構が4基検出された、と報道されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000026-san-soci
報道によると、直径2・5~3・5メートルの円状に河原石(礫)が並べられ、内部からは炭化物(炭)片や石器が多数見つかりました。調査を担当する財団法人かながわ考古学財団によると、「この時代の住居跡は珍しく、年代的にも最古級」とのことです。4基は隣接し、最も保存状態のよい1基は約100個の礫に囲まれ、中央付近には小さな炭化物片が散らばり、炉とみられる変色した土が確認された、とのことです。礫は焼かれた跡があり、熱した石で肉などを蒸し焼きする調理用にも使われたそうです。住居内からは、槍先(やりさき)形の石器や小さな石片が多数見つかっており、石器づくりを行ったとみられています。この時代の生活の痕跡を復元するうえで貴重な遺跡であることは間違いなく、今後詳細な研究が期待されます。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000026-san-soci
報道によると、直径2・5~3・5メートルの円状に河原石(礫)が並べられ、内部からは炭化物(炭)片や石器が多数見つかりました。調査を担当する財団法人かながわ考古学財団によると、「この時代の住居跡は珍しく、年代的にも最古級」とのことです。4基は隣接し、最も保存状態のよい1基は約100個の礫に囲まれ、中央付近には小さな炭化物片が散らばり、炉とみられる変色した土が確認された、とのことです。礫は焼かれた跡があり、熱した石で肉などを蒸し焼きする調理用にも使われたそうです。住居内からは、槍先(やりさき)形の石器や小さな石片が多数見つかっており、石器づくりを行ったとみられています。この時代の生活の痕跡を復元するうえで貴重な遺跡であることは間違いなく、今後詳細な研究が期待されます。
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