2008年「回顧と展望」中国・魏晋南北朝

 『史学雑誌』は「回顧と展望」の号しか購入していないのですが、毎年漠然と読んでいるだけでは意味がないので、備忘録的性格の強いこのブログで、面白そうな著書・論文を時代・地域別にまとめておき、後で購入したり図書館などで読んだりするさいの参考にしようと思います。まずは、わりと最近に読み、面白そうな論考の多かった中国・魏晋南北朝を取り上げます。


谷川道雄「内藤湖南の歴史方法」『研究論集 第5集』(河合文化教育研)

上谷浩一「董卓事績考」『東方学』116

安部聡一郎「隠民・逸民的人士と魏晋期の国家」『歴史学研究』846

満田剛「劉表政権について」『創価大学人文論集』20

好並隆司「曹魏王国の成立」『広島東洋史学報』13

内田昌功「東晋十六国における皇帝と天王」『史朋』41

石井仁「富春孫氏考」『駒沢史学』70

川本芳昭「魏晋南朝の世界秩序と北朝隋唐の世界秩序」『史淵』145

藤野月子「漢唐間における和蕃公主の降嫁について」『史学雑誌』117-7

河上麻由子「中国南朝の対外関係において仏教が果たした役割について」『史学雑誌』117-7

渡邉義浩「陳壽の『三國志』と蜀學」『狩野直禎先生傘寿記念 三国志論集』

渡邉義浩「西晉における「儒敎國家」の形成」『大東文化大学漢学会誌』47

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