大河ドラマ『天地人』第26回「関白を叱る」

 昨日放送分の感想です。とはいっても、とくに書くべきことが思い当たりません。兼続が秀吉の家臣になることを断ったという話なのですが、もう少し引き伸ばすのかと思っていたので、いきなり引き抜きの場面が描かれたのは意外でした。今後の注目は兼続と利休親子との関係で、利休が死に追い込まれるとき、お涼と兼続はどのような行動に出るのでしょうか。

この記事へのコメント

野良
2009年06月29日 10:04
おはようございます。
劉さんが注目点を見い出してくれたので、少し楽しみが出来たように思います。昨日、家康の頭にある凸凹に始めて気がついて、「実際にこんな風貌だという資料がどこかに残っているのかな?」とくだらない事を考えていましたワラ。
それとお涼と言う人は実際にいたのでしょうか?
切腹に関し推測出来る展開は①光成かねねを通じ助命できるように働きかける。②その状況をただ嘆く。③越後は遠いので情報が遅れ、処刑後に事実を知り愕然とする。・・・果たしてどうなるのでしょう。
利休といえば『利休にたずねよ』をよみましたか?私はちょっとハマりました。利休を強烈な美学の持ち主として描かれています。感動というより狂気的な部分に影響を受けたという感じです。記憶に残る一冊になりました。
2009年06月29日 23:51
利休の死にさいしての兼続の行動は、2か3の可能性が高いと思います。

『利休にたずねよ』は読んだことがありませんが、利休を狂気を秘めた人物として描くのはなかなか興味深いものがあります。

家康の頭の上の瘤は、以下のリンク先で説明されています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1327501808
野良
2009年07月01日 12:54
松方弘樹のアイデアだったのですね、同じ疑問を持つ人がいたとは・・教えて頂きすっきりしました。頭が噴火して欲しいです。(すればいいのにワラ)
大物役者のアイデアが史実を歪めるような作り方だから、最近の大河は面白くないのです。緩すぎるこのあたりが視聴者を裏切り、つまらないドラマ仕立てにつながっていくのかもしれません~。
2009年07月01日 22:51
最近の大河ドラマが役者本位になっているところはあるかもしれませんね。

大河ドラマというかNHKの権威が以前よりも低下しているということなのかもしれません。
野良
2009年07月02日 00:43
こんばんわ~
そうですね、こんな形でNHKはプライドを下げて民の要望に添ったつもりなのかもしれません。でも私は武田真一アナと半井お天気お姉さんは好きなのですワラ。
ところで劉さんの書評は度々参考にさせていただき『日本の歴史 別巻』を読みました。(単純で失礼な聞き方かもしれませんが)劉さんはどの時代区分が一番お好きなのですか?
2009年07月02日 23:30
もっとも好きな時代となると、日本史では中世史です。もっとも、時代区分自体に色々と議論がありますけど。

私も半井さんは好きで、同年生まれということもあって応援しています。
野良
2009年07月03日 19:32
劉さんこんにちわ。
最近は時代区分という考え方はしないのですか?
子供の頃の歴史教科書は時代区分別に構成されていたような気がするのですが、今はどのように学習しているのでしょうね。
・・・半井さんは20代かと思っていました(@_@)
2009年07月03日 20:50
やや曖昧な発言だったので誤解されたかもしれませんが、時代区分という考え方をしないということではなく、時代区分論争に見られるように、どの年代からを中世と考えるのかといった議論や、古代・中世・(近世)・近代という時代区分ではなく、古代・近代という二区分でよいのではないか、といった議論を念頭に置いています。
野良
2009年07月04日 01:26
こんばんわ~
古代・近代のニ区分ですか?
そもそもこの時代区分とはいつごろ生まれたのでしょうね。
最初に区分を行った人は、古代・近代くらいの分け方だったのではないでしょうか~?それじゃあまりにアバウトなので真ん中を作り、更に少し細かくしたといった順序で区切りをつけたように思えます、それが自然かなと。(野良俗説)ワラ。
でも、ニ区分となると中世はどちらにふくまれるのでしょう?そして今週末もつまらない「愛」のドラマがまたありますが、この主人公は古代?近代?どちらなのでしょう。
中世は文化に様々な発展のみられる時代なので、私は最近ようやく興味を持ち始めましたところでございます。
2009年07月04日 19:43
時代区分自体は、末法史観など仏教にもあり、古い時代からわりと広く認められるものだと思います。

現在よく使われる時代区分の源流は、ルネサンス以降の西洋にありますね。古代と近代の間の暗黒時代としての中世ということになります。

日本における古代・近代の二区分法の源流は内藤湖南にあり、一般には中世とされている時代の後期または末期以降が近世とされているようです。

二区分法だと、『天地人』の時代は近代ということになるのでしょう。

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