大河ドラマ『天地人』第18回「義の戦士たち」
一昨日放送分の感想です。上杉方の魚津城は織田軍に包囲され、景勝は援軍を要請されますが、兼続は春日山が手薄になることを懸念して、景勝を制止します。しかし、織田軍の攻勢ははげしくなる一方で、兼続は悩んだ末に、危険な策に賭けることにします。兼続の策とは、景勝自身が魚津の援軍として出陣し、その隙をついて織田軍が上野・信濃方面からも進撃してくると、魚津城を見捨ててただちに兵を引き返して、領内に侵入してきた織田軍を撃破する、というものです。
正直なところ、それほどの良策とも思えないのですが、この時期の織田と上杉の力差からすると、劣勢を覆すのは難しく、良策を思いつくのは無理だったことでしょう。じっさいのところ、このような策が立案されたとは思えませんが、魚津城の陥落をより悲劇的にしようとしての創作なのでしょう。兼続が単身で包囲されている魚津城に乗り込むなど、かなり無理のある設定だったように思います。これは、脚本の問題というよりは、原作の問題なのかもしれません。
正直なところ、それほどの良策とも思えないのですが、この時期の織田と上杉の力差からすると、劣勢を覆すのは難しく、良策を思いつくのは無理だったことでしょう。じっさいのところ、このような策が立案されたとは思えませんが、魚津城の陥落をより悲劇的にしようとしての創作なのでしょう。兼続が単身で包囲されている魚津城に乗り込むなど、かなり無理のある設定だったように思います。これは、脚本の問題というよりは、原作の問題なのかもしれません。
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