アンタレスステークス・フローラステークス結果

 京都ではアンタレスステークスが行なわれ、逃げたウォータクティクスが直線に入っても後続を寄せつけず、2馬身差のレコードで快勝しました。時計のでる馬場だったとはいえ、逃げてのレコード勝ちだけに価値があると思います。ウォータクティクスはまだ4歳ですから、今後さらに成長が見込めます。同世代のサクセスブロッケン・カジノドライヴや7歳のカネヒキリ・ヴァーミリアンといった一線級との対戦が今から楽しみで、この馬の台頭により、今年のダート路線はさらに充実したものとなりそうです。

 東京では優駿牝馬(オークス)の前哨戦となるフローラステークスが行なわれ、前につけたディアジーナが直線で楽に抜け出して2馬身差で完勝しました。流れに恵まれた感もありますが、たいへん強い勝ち方で、優駿牝馬でも人気になりそうです。母の父がビショップボブ・祖母の父がハンターコムなので、長距離でよさそうではありませんが、同世代の牝馬同士ならば、今日のレース内容から判断して、2400mでも通用する可能性が高いでしょう。なによりも、ディアジーナはメジロマックイーン産駒だけに、なんとも嬉しいもので、どこかで大レースを勝ってもらいたいものです。

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