大河ドラマ『天地人』第7回「母の願い」

 昨日放送分の感想です。相変わらず話自体は盛り上がりに欠け、さして面白くないのですが、謙信役の阿部寛氏をはじめとして、役者陣はなかなか魅力的で、脚本のつまらなさを補っているように思います。主役の方の演技は、相変わらずぱっとしないのですが、母との別れの場面では、まずまずの演技をしていました。なんとか今後、これくらいの演技を続けていってもらいたいものです。

 脚本については、色々と不満を述べてきましたが、冷静になって考えてみると、それほどひどいというわけでもなく、大河ドラマということで、期待値が高い故のものなのだと思います。大河ドラマだと、『風林火山』の序盤のような出来をつい期待してしまうのですが、あれほどのものはそうそう見られないわけで、今後は、話自体にはそれほど期待せず見ていくことにしようと思います。それにしても、屋外の場面なのに、いかにもセットだと丸分かりの演出はいかがなものかと思います。

この記事へのコメント

2009年02月16日 06:22
紅葉が散るシーン、本当にセット丸出し。前回の犬を苛めるシーンもそうだったし、ちょっとその辺りは残念ですよね。
2009年02月17日 18:05
意図的な演出なのかな、とも思うのですが、単なる手抜きのような気もします。

まあ、意図的な演出だとしても、良い効果は得られそうにありませんが。

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