大河ドラマ『天地人』第1回「五歳の家臣」

 昨日放送分の感想です。脚本面での不安が言われていますが、とりあえず初回は見ることにしました。オープニングはやや平板な感じでしたが、それほど悪いというわけでもないと思います。話についてですが、与六(後の直江兼続)が喜平次(後の上杉景勝)に仕えるようになったときの与六の母親の態度に、かなり現代的な価値観が感じられて、もうひとつといったところです。

 演技面では、冒頭でわずかだけ出演した主役の方に大きな不安を抱いてしまいました。悪い意味であまりにも軽すぎる感じで、これで1年間もつのか、かなり疑問です。なんとか、主役の方の演技が向上することを願っています。軽いといえば、秀吉役の方の演技も軽すぎるように思います。もっとも、秀吉役の方はベテランなので、今後違った面も見せてくれそうではありますが。上杉輝虎(謙信)役の阿部寛氏の演技は、期待に違わぬもので、第1回は阿部氏が主役といった感さえありました。とりあえず、謙信が退場するまでは見続ける予定です。

この記事へのコメント

東田 万偶斎
2009年01月06日 23:35
いや~、妻夫木くんはヒドいですね。映画『ザ・マジックアワー』を見たときも「彼じゃなかったらな~」と残念に思いましたが、大河はその比じゃなかった。
おっしゃるように秀吉役の笹野高史氏にもやや違和感がありましたが、三成役の小栗旬くんの演技にもかなり不安を覚えました。「人気のイケメン俳優を」というのはわかりますが、もうちょっと達者な人にしてもらいたいです。

脚本に関しても拙さが目に付き、私はかなり不満でした。後で調べて知ったんですが、小松江里子という人は大して(全然?)いい作品を書いていませんよね。なぜ大河の脚本に抜擢されたのか不思議です。
2009年01月07日 00:05
脚本家の方については、ネット上でかなり不安視されていたようですが、やはりこの先が不安だなあ、と感じさせる内容でした。ネット上では評判のよくない肩ですが、NHKの上層部のなかにファンがいるのでしょうか。

主役の方については、ただひたすら演技面での向上を願うばかりですが、初回を見たかぎりでは、かなり厳しそうです。

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