ＪＢＣスプリント・クラシック結果

　昨日、園田ではＪＢＣスプリント・クラシックが行なわれました。まずスプリント（１４００ｍ）は、逃げたバンブーエールがそのまま押し切って勝ちました。断然の人気となったブルーコンコルドは早めに動いたのですが、外を回らされたということもあってか、直線で伸びず、４着に終わりました。展開が向かなかったということもあるのかもしれませんが、８歳だけに、さすがに衰えは隠せないということでしょうか。

　クラシック（１８７０ｍ）は、サクセスブロッケン・フリオーソ・ヴァーミリアンの対戦ということで大いに注目していたのですが、逃げたサクセスブロッケンを早めにヴァーミリアンが捕まえにいき、２頭の激しい叩きあいの末、わずかにヴァーミリアンがサクセスブロッケンを差して勝ちました。目標にされる形になったにもかかわらず粘りを見せたサクセスブロッケンの実力は本物で、来年はこの馬がダート路線の主役になりそうです。３着に追い込んできたメイショウトウコンは立派なものですが、４着のフリオーソには失望させられました。フリオーソは今後も一線級で活躍できそうですが、ヴァーミリアンやサクセスブロッケンの超一流馬とは明らかな差があるということなのでしょう。