ウイニングポスト7マキシマム2008(Aモード大牧場プレイ1991~1994年)

 前回
https://sicambre.seesaa.net/article/200810article_2.html
の続きです。

 1991年の主力は4歳のマツケンガイドですが、その同期で晩成ながら1月1週の時点で成長度が96にまで達しているマツケンチェスト(スピード72・サブパラSCASSSS・ダート)も期待できそうです。マツケンチェストは名古屋大賞典で2着に負けたもののそれ以外は全勝で、JBCスプリントも勝ち、期待に応えてくれました。成長度も最大の104まで上昇し、サブパラはすべてSになったので、来年は主力になってくれそうです。前年活躍してくれたマツケンミンクは、今年は8戦5勝とややふるわず、大レースでは力負けした感がありました。やはりスピード70の万能型では厳しいでしょうか。予想外に活躍してくれたのはマツケンコラムで、安田記念・マイルチャンピオンシップ・香港スプリントを勝ってくれました。スピード71で最大成長度が100だけに、大レースでは厳しいかなと思っていたのですが、ダイイチルビーに二度も勝ったのは立派なものです。主力と期待していたマツケンガイドは、期待通りにダートの大レースを勝ちまくり、年間全勝で最優秀ダート馬に選出されました。ミスタープロスペクター産駒で母父効果が得られるので、繁殖入りしてからの活躍にも期待しています。

 1992年の主力は5歳牝馬のマツケンチェストで、期待通りに出走したダートの大レースをすべて勝ち、最優秀ダート馬に選出されました。3歳牡馬のマツケンクリッパー(スピード77・サブパラSCSAASC・万能)もなかなかの活躍で、スプリングステークスでミホノブルボンを破り、NHKマイルカップとジャパンダートダービーを勝ちました。スピードが77あるだけに、馬場適性が万能型なのが残念でなりません。

 1993年も6歳になったマツケンチェストが主力となり、この年も期待通りに出走したダートの大レースをすべて勝ち、最優秀ダート馬に選出されました。3歳馬のマツケンダンフィ(スピード72・サブパラBBBASSS・芝)は、傲慢な口調で有名な鳳のベガと3歳秋まで勝負していたのですが、成長が遅かったということもあり、完敗してしまいました。こういう時は、鳳の傲慢な態度が腹立たしいものです。マツケンクリッパーは、はじめて海外のGI(フューチュリティステークス)を勝ってくれました。4月には、はじめて流星馬が誕生したのですが、あまり評価がよくなかったので(◎-○▲◎)不安に思っていたところ、能力を見るとスピード72・サブパラSSSCSSA・万能型で、最大成長度も101しかなく、やはり期待外れでした。

 1994年もマツケンチェストが主力ですが、マツケンダンフィが成長度105になり、スピードが74・サブパラがSASASSSまで成長したので(スタミナは45)、こちらもマイル路線での活躍が期待されます。マツケンチェストはこの年も全勝で、3年連続して最優秀ダート馬に選出され、はじめて金の殿堂馬にも選出されました。ダート路線は芝路線ほど水準が高くはないのですが、トウケイニセイにずっと勝ち続けたのは立派なものです。マツケンダンフィは安田記念でマーベラスクラウンに突き放されてしまい(乾坤一擲の効果でしょうか)、アジアマイルチャレンジ完全制覇はなりませんでしたが、宝塚記念ではビワハヤヒデに完勝し、天皇賞(秋)でもネーハイシーザーを突き放して勝ち、香港マイルも勝ってくれました。3歳牝馬路線では、ヒシアマゾンがクラシックに出走してこなかったので、所有馬のマツケングローヴス(スピード73・サブパラSSASASC・万能)が桜花賞に続いてオークスも制しました。限界成長度は102ですし、秋華賞にはヒシアマゾンが出走してきたので厳しいかな、と思っていたのですが、2着の非実在馬に6馬身差で完勝し、初の牝馬三冠を達成してくれました。ヒシアマゾンは3着と凡走しましたが、どうも今作では、追い込みが弱いように思われます。ヒシアマゾンの不振は、追い込み脚質のためなのかもしれません。この年は、ダート路線・古馬芝中距離路線・3歳牝馬路線で所有馬が活躍してくれたため、はじめて最優秀馬主賞を獲得できました。


 大牧場プレイでは基本的に介入できない実在馬の動向ですが、1991年はまずまず順当な結果だったように思います。ただ、やや強めに設定しておいたシスタートウショウが桜花賞とオークスで非実在馬に負けたのは意外でしたが。その他に気になったのはメジロマックイーンとプレクラスニーのローテーションで、メジロマックイーンが毎日王冠から天皇賞(秋)に進んだのにたいして、プレクラスニーは京都大賞典からジャパンカップへと進みました。逆なら分からないでもないのですが、どうも不可解なレース選択でした。

 1992年は、ミホノブルボンが日本ダービーでライスシャワーに負けたのはまだ分からないでもないのですが、ニシノフラワーが桜花賞で非実在馬に負けたのには驚きました。オークスではアドラーブルがサンエイサンキューに負けてしまいましたから、1992年のクラシック戦線は、史実補正がないのかもしれません。メジロマックイーンは、相変わらずこの年の天皇賞(春)の後も故障せず、天皇賞(秋)にも出走してくるのですが、これは故障休養の設定を忘れたままになっているということでしょうか。7ノーマル版では、ナリタブライアンが4歳春に故障休養しないという設定になっていたのですが、7PK版では4歳春に故障休養するようになりました。7マキシマム2008でも、メジロマックイーンの故障休養が再現されていないのは残念です。そのメジロマックイーンは、天皇賞(秋)とジャパンカップは史実補正のためか負けてしまったものの、宝塚記念と有馬記念を勝ちました。メジロパーマーのようなタイプの馬の勝った大レースは、ほとんどの場合強烈な史実補正があるだけに、この結果はやや意外でした。確か7PKでは、1992年の宝塚記念と有馬記念での史実補正はかなり強烈だったのですが。

 1993年はおおむね順当な結果になりましたが、ナリタタイシンが皐月賞に進まず、京成杯→アーリントンカップ→毎日杯→NHKマイルカップと進んだのには納得がいきません。もうちょっと調教師の思考ルーチンが改善されないものでしょうか。メジロマックイーンが京都大賞典の後に引退せず、有馬記念にも出走したのはどうかと思います(史実補正のため、秋のGIはすべて2着に終わりましたが)。7PKでは京都大賞典の後に故障して休養していたのですが、これも製作者側の設定ミスでしょうか。

 1994年もおおむね順当な結果になりましたが、桜花賞では所有馬のマツケングローヴスがオグリローマン相手に1馬身3/4差で勝ち、桜花賞でのオグリローマンの史実補正は以前ほど強烈ではないようです。ヒシアマゾンはクラシックに出走せず、これは史実通りですが、7PKでは確かヒシアマゾンもクラシックに出走していましたし、オグリキャップは今作でもクラシックに出走しているだけに、どういう基準で実在馬のレース選択が決定されているのか、やや不明なところがあります。

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