ベルモントステークス・安田記念結果

 米国では三冠最終戦のベルモントステークスが行なわれました。日本馬のカジノドライヴの出走取り消しは残念でしたが、ビッグブラウンが無敗で三冠を達成するのか、注目されました。そのビッグブラウンは前半でかかってしまい、直線では力尽きたという感じで失速し、8着馬から大差の殿負けという結果に終わりました。勝ったのはダタラでした。ビッグブラウンは元々距離不安を指摘されていましたし、短期間での三冠レースということで、疲労もあったのでしょう。しかし、ビッグブラウンの10ハロンまでの強さは証明されていますから、10ハロンを超えるような距離の大レースはもうない今後は、また活躍してくれるのではないか、と期待されます。それにしても、米国三冠はなかなか難しいもので、やはり距離と日程は高い壁だということなのでしょう。

 東京では安田記念が行なわれ、内を突いたウオッカが一瞬の間に抜け出して、2着のアルマダに3馬身半差をつけて楽勝しました。鞍上が強化されたのでウオッカも多少は気になっていたのですが、もう終わりかけた馬だろうと思って無印にしてしまいました。これまで私はウオッカの能力をあまり高く評価していなかったのですが、枠順に恵まれたところがあるとはいえ、この結果を受けて見直さなければいけないようです。ダイワスカーレットが出走していたら、はたしてどのような結果になったのか、興味のあるところです。

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