金鯱賞結果、日本ダービー(東京優駿)予想

 中京では宝塚記念の前哨戦となる金鯱賞が行なわれ、逃げたエイシンデピュティがそのまま押し切って勝ちました。久々の出走となったカワカミプリンセスは、スタート直後はやや折り合いを欠いた様子でしたが、その後は折り合って前につけ、3着とまずまずの好走でした。この様子だと、カワカミプリンセスは牝馬路線だと一線級でも勝ち負けになるでしょうし、さらに調子が上向けば、現在の牡馬古馬路線は低調なだけに、牡馬の一線級を相手にしても好勝負できるかもしれません。


 明日は東京で日本ダービーが行なわれます。今年の3歳牡馬路線は元々低水準の混戦と言われてきたのですが、展開に恵まれたとはいえ、逃げて皐月賞を完勝したキャプテントゥーレが故障して休養に入ったことにより、ますます低水準の混戦との感が強まりました。皐月賞で1番人気だったマイネルチャールズの魅力は安定感で、勝ちきれるかというと疑問の残るところですが、安定感のある馬なので、上位入線の可能性は高いでしょう。

 ダートでしか走ったことのないサクセスブロッケンの取捨が難しいところですが、ダートを走らされてきたのは脚が弱いからなので、芝コースに向かないというわけではないと思います。ただ、芝コースの一線級とは対戦していないので、力関係の見極めが難しく、完勝の可能性も惨敗の可能性もあると思いますが、混戦の今回はこの馬の未知の魅力に期待します。これが今年7走目となるディープスカイは、疲労が気になるところですが、これまでさほど強い相手と対戦していないので、あまり消耗していないと考えることもできるでしょう。迷うところですが、印は以下の通りです。
◎マイネルチャールズ、○ディープスカイ、▲サクセスブロッケン、△タケミカヅチ、△レインボーペガサス、△アドマイヤコマンド

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