皐月賞結果

 中山では皐月賞が行なわれ、逃げたキャプテントゥーレがそのまま押し切って勝ちました。楽に逃げられたということはありますが、皐月賞を逃げ切ったのは大したものです。1番人気のマイネルチャールズは追い込んできたものの3着に終わりました。スタート直後に挟まれてしまい、包まれた形となって位置取りがやや後ろになったのが敗因でしょう。本当は、もっと前で競馬をするはずで、騎手に全責任を負わせるのは酷ですが、駄騎乗だったと言われても仕方のないところだと思います。

 同コースの8R1000万条件と比較すると、流れが違いますし、8Rよりも馬場が乾いているだろうという違いはありますが、勝ち時計は皐月賞のほうが0.6秒早くなりました。皐月賞と同日に行なわれた同コースの1000万条件の勝ち時計を比較すると、2004年は皐月賞のほうが0.4秒、2005年は皐月賞のほうが2.6秒(条件戦の流れが遅くなりました)、2003年は1000万条件のほうが0.3秒(皐月賞の流れが遅くなったこともありますが、雨の影響もあったでしょう)、2002年は皐月賞のほうが1.5秒早くなっています。もちろん、これだけで断言するのは危険ですが、今年の3歳牡馬は、私が考えていたよりも強いかもしれません。とはいっても、依然として弱い世代だと思っていますが。

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