三井誠『人類進化の700万年』

 講談社現代新書の一冊として、2005年に刊行されました。近年の古人類学の成果が簡潔にまとめられているというだけではなく、年代測定法や分子遺伝学についても簡潔な説明がなされており、古人類学の入門書として優れています。また、進展著しい近年の古人類学の成果を整理するのにも役立つ一冊だと思います。

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  • なぞ多い絶滅人類ネアンデルタール人

    Excerpt: これは5月31日分の記事として掲載しておきます。5月30日付の読売新聞夕刊の科学欄の「ハテナ君が聞く」という連載で、「なぞ多い絶滅人類」との題でネアンデルタール人(ホモ=ネアンデルターレンシス)が取り.. Weblog: 雑記帳 racked: 2013-05-30 20:12