ペルーで5500年前の遺跡発見

 ペルーのサチン=バジョ遺跡は5500年前までさかのぼる可能性がある、と報道されました。このサイトを見ると、かなり立派な「公共建造物」のようで、報道でも、都市と文明の歴史にかんする見直しが必要ではないか、ともされています。今年1月23日分の記事にて取り上げた『1491 先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見』でも、ペルーの海岸地方でメソポタミアと匹敵するような古さの都市が発見されていることが紹介されていましたが、近年のペルーでの考古学的成果に関心のなかった人にとっては、驚くような年代かもしれません。今後の研究の進展に大いに期待しています。

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