大河ドラマ『風林火山』第50回(最終回)「決戦川中島」
昨日放送分の感想です。当初は49回で終了の予定だったのに、延長になったのはなんとも嬉しいものです・・・とこの最終回を見る前までは思っていたのですが、最終回には無駄なやり取りや回想が目立って間延びした感は否めず、この延長は失敗だったように思えてなりません。
無駄なやり取りというわけではありませんが、政虎と信玄の一騎討ちも失敗だったように思われます。政虎が敵味方入り乱れるなか堂々と信玄に接近したり、信玄の周囲に兵がいなくなったりするなど、あまりにも不自然でした。また宇佐美役の緒形氏が、高齢のためか声が出ていないことにも失望させられました。
勘助は負傷してから粘りすぎといった感がありましたし、どうもこの最終回は脚本・演出に問題があったように思われます。終盤に失速した感はありますが、それでもせっかくよい感じで来ていただけに、この最終回はなんとも残念でなりません。まあ、『イリヤッド』の最終回ほどの失望ではありませんでしたが。
逆によかったのは、対立関係にあった勘助と義信との間に信頼関係が生まれた場面がしっかりと描かれたことと、伝兵衛と太吉に活躍の場面があったことです。最後にミツの語りで終わったこともよかったと思います。由布姫ではなくミツの語りで終わったのは、視聴者の声を反映したということでしょうか。
最終回には何かと不満が残りましたが、それでも『風林火山』がたいへん面白い作品だったとの見解に変わりはありません。初回から最終回までこれだけ熱心に見た大河ドラマは『炎立つ』以来です。これで『風林火山』も終わりかと思うと、なんとも寂しいものです。
無駄なやり取りというわけではありませんが、政虎と信玄の一騎討ちも失敗だったように思われます。政虎が敵味方入り乱れるなか堂々と信玄に接近したり、信玄の周囲に兵がいなくなったりするなど、あまりにも不自然でした。また宇佐美役の緒形氏が、高齢のためか声が出ていないことにも失望させられました。
勘助は負傷してから粘りすぎといった感がありましたし、どうもこの最終回は脚本・演出に問題があったように思われます。終盤に失速した感はありますが、それでもせっかくよい感じで来ていただけに、この最終回はなんとも残念でなりません。まあ、『イリヤッド』の最終回ほどの失望ではありませんでしたが。
逆によかったのは、対立関係にあった勘助と義信との間に信頼関係が生まれた場面がしっかりと描かれたことと、伝兵衛と太吉に活躍の場面があったことです。最後にミツの語りで終わったこともよかったと思います。由布姫ではなくミツの語りで終わったのは、視聴者の声を反映したということでしょうか。
最終回には何かと不満が残りましたが、それでも『風林火山』がたいへん面白い作品だったとの見解に変わりはありません。初回から最終回までこれだけ熱心に見た大河ドラマは『炎立つ』以来です。これで『風林火山』も終わりかと思うと、なんとも寂しいものです。
この記事へのコメント
最終回、川中島の場面が長時間かけて作りこまれてましたね、このドラマはのめりこんで楽しんでみる事ができました。(事実関係はこの際無視で)。
昨年から立て続けに『風と雲と虹と』『真田太平記』『炎立つ』そして『風林火山』と、劉さんより頂いた御意見を参考にたくさんみましたね~。おかげ様で時流に乗り、かなーり『歴女』に変身した気がいたします。笑
今までは「次は何見ようかな」と思いましたが、なにやら今回はとても満足です。
現在、『風林火山』はBSハイビジョンにて再放送中で、間もなく終了するのですが、全話改めて見ているところです。
うちBS見れないので・・残念です。
じつは、高校生の頃に『草燃える』のガイドブックを古書店で購入し、現在も所持しております。
時間ができたら、『草燃える』のガイドブックについて取り上げよう、と思います。
そのガイドブックは、かなりレアですね、機会があったら是非取り上げてください。
『風林火山』は、以前とは違う感想もあるでしょうね。
私はDVD購入したいくらいです 笑
最近『太陽にほえろ』は?
『風と雲と虹と』の視聴も滞っており、『風と雲と虹と』を見終えてから、『太陽にほえろ』を少しずつ視聴していこうと考えています。