フェアリーステークス・阪神カップ結果

　中山では２歳牝馬重賞のフェアリーステークスが行なわれましたが、このレースはこれまでクラシックと結びつかず、勝ち馬が後々活躍するということがありません。今年は速い流れとなり、後方から追い込んでルルパンブルーが勝ちましたが、やはりクラシックで通用するだけの能力はなさそうです。ただ、きょくたんに速い流れになった場合は、大駆けがあるかもしれません。

　阪神では阪神カップが行われ、スズカフェニックスが外を回って豪快に差しきって勝ちました。この秋はどうも本調子ではないといった感じでしたが、ようやく調子が戻ってきたということなのでしょう。半馬身差の２着にはジョリーダンスが入り、この秋に不振だった実力馬２頭による決着となりました。ダイワメジャーが来週の有馬記念で引退するので、来年の１６００ｍ戦はスズカフェニックスが中心の１頭となりそうです。