ジョンヘンリー死去

 1981・1984年の米国年度代表馬で、1982年の第2回ジャパンカップにも出走したジョンヘンリーが32歳で死亡した、との報道がありました。32歳とのことですから、天寿を全うしたと言えるでしょう。競走馬としての実績・能力では、1970年代に活躍した米国の名馬たちよりも評価が低いでしょうが、人気・知名度はそうした名馬たちと同等以上のものがあったように思われます。第2回ジャパンカップには、前年の米国年度代表馬として出走し、1番人気になったものの13着と惨敗しましたが、ジャパンカップに出走してきた大物外国馬はあてにならない、という日本の競馬ファンの間に根付いている教訓は、このジョンヘンリーの惨敗によるところも大きかったように思われます。

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