大河ドラマ『風林火山』第39回「川中島!龍虎激突」

 昨日放送分の感想です。ついに長尾軍が信濃へと南下し、武田軍と対峙することになります。両軍の駆け引きは、勘助と宇佐美の知恵比べといった感があり、たいへん見応えのある回になったと思います。今回目立ったのは諸角で、前回、上田原の戦いで討ち死にした板垣や甘利を引き合いに出されて、ただ生き永らえることだけを忠義と考えている、と馬場に批判されたことを気に病んで、後方の城に引き上げよとの晴信の命を無視して、討ち死に覚悟で籠城して長尾軍を迎え撃ちます。

 この諸角の予想外の行動により、武田軍は作戦を変更し、長尾軍もそれに対応することになりますが、この諸角の思わぬ行動が、勘助と宇佐美の知恵比べをさらに面白くした感があるように思われます。次回は、武田・今川・北条の三国同盟が描かれることになりますが、今川の要人の登場する回は、駆け引きに見所があって面白くなることが多いので、今から楽しみです。

この記事へのコメント

ヤス
2007年10月01日 23:54
今回は本当に見ごたえがありました。戦いはまだまだ続きますから楽しみで堪りません。
2007年10月02日 00:04
今回はよかったと思います。

今後の川中島の戦いの回も期待できそうです。

この記事へのトラックバック

  • 風林火山 第39話

    Excerpt: やっと真の『風林火山』、川中島の戦いが始まりました。 どんどん信濃を制圧するGackt景虎軍…。 Weblog: 一期一会の彩りを求めて・・・ racked: 2007-10-01 23:57