一昨日放送分の感想です。ここ数回の放送ではいつ亡くなってもおかしくなさそうだった晴信の母がついに亡くなりますが、正直なところあまり印象に残りませんでした。ただ、晴信の母が見た幻想にて、過去の武田家の父子対立の回想場面と、これから起こることになるかもしれない父子対立とが重ねて描かれたのは、なかなか上手い演出だったように思います。今回印象に残ったのは、暗君を見事に演じきった上杉憲政役の方と、対照的に名君を演じきった北条氏康役の方で、勘助と宇佐美、晴信と景虎、由布姫と美瑠姫のように、氏康と憲政は対照的な関係にあるのでしょう。
この記事へのコメント