セントライト記念・ローズステークス結果

 中山では菊花賞の前哨戦のセントライト記念が行なわれ、前につけたロックドゥカンブが先に抜け出し、追い込んできたゴールデンダリアを1馬身1/4おさえ、無傷の4連勝となりました。直線では、一瞬ゴールデンダリアの勢いが勝っているようにも見えたのですが、ロックドゥカンブは最後にまた突き放したような感じで、なかなか強い競馬をしたと思います。関東馬の弱さもあって、セントライト記念と菊花賞はあまり結びつきませんが、ロックドゥカンブは菊花賞でも好走が期待できそうです。

 阪神では秋華賞の前哨戦のローズステークスが行なわれましたが、今年から1800mに変更されたのは見落としていました。人気は桜花賞馬のダイワスカーレットとオークス2着馬のベッラレイアに集中し、レースはダイワスカーレットが逃げてそのまま押し切りました。2着には内を突いたベッラレイアが入って順当な結果になりましたが、ベッラレイアは、遅い流れなのにやや位置取りが後ろすぎて、ダイワスカーレットを楽に逃がした感がありますし、窮屈な内に入って抜け出すのに苦労していましたから、武豊騎手の騎乗ミスだったように思います。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック