函館スプリントステークスとラジオNIKKEI賞結果、日本馬の凱旋門賞出走について

 函館では函館スプリントステークスが行なわれ、内をついたアグネスラズベリがわずかに差しきって勝ちました。角田騎手の好騎乗だったと思います。これで函館スプリントステークスは5年連続牝馬が勝ったことになり、やはり夏場は牝馬が強いということなのでしょうか。

 福島では3歳重賞のラジオNIKKEI賞が行なわれ、早めに先頭に立ったロックドゥカンブが粘りきって勝ちました。このレースの過去の勝馬には大物が少ないのですが、この馬はかなりの大物かもしれません。今後の活躍に期待したいところです。

 ウオッカとメイショウサムソンの凱旋門賞挑戦が決まりましたが、どちらも前哨戦を使うとのことで、昨年のディープインパクトの敗戦があるだけに、宝塚記念からぶっつけで凱旋門賞に挑戦という無謀な選択は、さすがになされませんでした。メイショウサムソンはずっと騎乗してきた石橋騎手から武豊騎手に乗り替わりになるとのことで、石橋騎手は海外遠征の経験がほとんどなく、日本人の騎手でロンシャン競馬場をもっとも把握しているのは武豊騎手だけに、この乗り替わりは仕方のないことでしょう。石橋騎手と武豊騎手の関係から推測すると、武豊騎手がメイショウサムソンに騎乗するのは、フランスでの2戦だけなのでしょう。

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  • 無念の回避

    Excerpt: まいどっ!Tommy-Kです。10/7の凱旋門賞(GⅠ)に登録していたウオッカ号(牝3)が右後肢の蹄球炎のため、同レースの出走回避をを発表しました。稀代の名牝でまだ若いだけに、無理せずにジックリ治療し.. Weblog: Tommy-Kの四方山散文帳 racked: 2007-08-09 08:40