大河ドラマ『風林火山』第25回「非情の掟」

 昨日放送分の感想です。諏訪の跡継ぎを四郎(勝頼)にしようとうする勘助の画策が、武田家の家督をめぐる疑心暗鬼に結びつき、それが晴信の驕りを浮き彫りにしていったところがよく描かれていて、なかなか面白い回でした。今回は、久々に今川家の首脳三人が顔をそろえ、勘助と対面しましたが、腹黒い今川家の首脳が登場する場面は緊張感があるので、毎回楽しみです。晴信はますます信虎に似てきましたが、子供を虐待する親は、自分も子供のころに親から虐待された経験のあることが多いそうですから、そうしたことも意識しての脚本・演出なのかもしれません。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック