日本ダービーのレーティング
5月30日の記事において、日本ダービーのレーティングを予想しましたが、
https://sicambre.seesaa.net/article/200705article_30.html
JRAのサイトにて日本ダービーのレーティングが公開されました。
http://www.jra.go.jp/datafile/ranking/jyusyo/2007/05-g1.html#5
注目のウオッカのレーティングは116で、牝馬は4ポンド減となるので、実質的には120となります。つまり実質的には、日本ダービーでのレーティングが119(暫定値)だったディープインパクト以上の評価となるわけです。ウオッカのレーティングは、3着のアドマイヤオーラを基準にすると113で、4着のサンツェッペリンを基準にすると117になると予想し、最終的には前者だろうと考えたのですが、私の最終的な予想は外れ、4着のサンツェッペリンを基準にしたものに近くなりました。
もうちょっと詳しくみると、4着でプレレーティングが113のサンツェッペリンのレーティングは112で、5着で2歳時のレーティングが111のドリームジャーニーのレーティングが111ですから、ドリームジャーニーが基準になったのかもしれません。レースレーティングは113.50で、牝馬のウオッカに4ポンド足すと、実質的には114.50となりますが、114.50だと2003年と同じで、2001年以降では2002年・2006年に次ぐ数値となります。
正直なところ、今年の3歳牡馬はかなり弱そうなので、今年の日本ダービーのレーティングは過大評価だと思うのですが、日本ダービーまでのレーティングにしたがえば妥当なものです。最終的に今年の3歳世代の水準がどのように評価されるか、予想しがたいのですが、ウオッカも含めて今年の3歳世代が、今後日本ダービーのレースレーティング113.50に相応しいだけの活躍をすることを期待しています。
合同フリーハンデでは、
http://www.keibabook.co.jp/homepage/fh03_1.html
ウオッカのレーティングは118となっていて、3歳では2番手のアサクサキングス・ヴィクトリー(皐月賞時のもの)は115となっています。合同フリーハンデでは牝馬が3点減となるので、JPNランキングも合同フリーハンデも、ウオッカとアサクサキングス・ヴィクトリーとの実質的な差は6となります。どちらもレーティング作成手法はパフォーマンスレーティング方式で同じでしょうから、似てしまうのは当然と言えますが、全般的に合同フリーハンデのほうが数値が高めなのは、合同フリーハンデ側は海外の機関に遠慮する必要がないから、というのも一因となっているのでしょう。
それにしても、戦後初の牝馬による日本ダービー勝ちというだけでも異例なのに、2000m以上の距離経験なしで日本ダービーを勝ったのも異例で、ちょっと調べてみたら、ウオッカの前に2000m以上の距離経験なしで日本ダービーを勝ったのは、1966年のテイトオーですから、40年以上、2000m以上の距離経験のない馬が日本ダービーで勝てなかったわけです。
ディープインパクトが引退し、メイショウサムソンも地味なところのある馬ですから、スターホース不在といった感があったのですが、ウオッカは今後の成績次第では、ディープインパクトはもとより、オグリキャップ以上の人気を得られるかもしれません。ウオッカはヴェルメイユ賞かニエユ賞を使って凱旋門賞に挑戦するとのことで、さすがに勝つのは難しいと思いますが、好走を期待しています。しかし、本気で凱旋門賞を狙うなら、宝塚記念は余計だと思うのですが。あるいは、宝塚記念で古馬の牡馬相手にどれだけやれるか試してみて、まったく通用しないようなら、凱旋門賞挑戦は断念するという意図なのかもしれません。
https://sicambre.seesaa.net/article/200705article_30.html
JRAのサイトにて日本ダービーのレーティングが公開されました。
http://www.jra.go.jp/datafile/ranking/jyusyo/2007/05-g1.html#5
注目のウオッカのレーティングは116で、牝馬は4ポンド減となるので、実質的には120となります。つまり実質的には、日本ダービーでのレーティングが119(暫定値)だったディープインパクト以上の評価となるわけです。ウオッカのレーティングは、3着のアドマイヤオーラを基準にすると113で、4着のサンツェッペリンを基準にすると117になると予想し、最終的には前者だろうと考えたのですが、私の最終的な予想は外れ、4着のサンツェッペリンを基準にしたものに近くなりました。
もうちょっと詳しくみると、4着でプレレーティングが113のサンツェッペリンのレーティングは112で、5着で2歳時のレーティングが111のドリームジャーニーのレーティングが111ですから、ドリームジャーニーが基準になったのかもしれません。レースレーティングは113.50で、牝馬のウオッカに4ポンド足すと、実質的には114.50となりますが、114.50だと2003年と同じで、2001年以降では2002年・2006年に次ぐ数値となります。
正直なところ、今年の3歳牡馬はかなり弱そうなので、今年の日本ダービーのレーティングは過大評価だと思うのですが、日本ダービーまでのレーティングにしたがえば妥当なものです。最終的に今年の3歳世代の水準がどのように評価されるか、予想しがたいのですが、ウオッカも含めて今年の3歳世代が、今後日本ダービーのレースレーティング113.50に相応しいだけの活躍をすることを期待しています。
合同フリーハンデでは、
http://www.keibabook.co.jp/homepage/fh03_1.html
ウオッカのレーティングは118となっていて、3歳では2番手のアサクサキングス・ヴィクトリー(皐月賞時のもの)は115となっています。合同フリーハンデでは牝馬が3点減となるので、JPNランキングも合同フリーハンデも、ウオッカとアサクサキングス・ヴィクトリーとの実質的な差は6となります。どちらもレーティング作成手法はパフォーマンスレーティング方式で同じでしょうから、似てしまうのは当然と言えますが、全般的に合同フリーハンデのほうが数値が高めなのは、合同フリーハンデ側は海外の機関に遠慮する必要がないから、というのも一因となっているのでしょう。
それにしても、戦後初の牝馬による日本ダービー勝ちというだけでも異例なのに、2000m以上の距離経験なしで日本ダービーを勝ったのも異例で、ちょっと調べてみたら、ウオッカの前に2000m以上の距離経験なしで日本ダービーを勝ったのは、1966年のテイトオーですから、40年以上、2000m以上の距離経験のない馬が日本ダービーで勝てなかったわけです。
ディープインパクトが引退し、メイショウサムソンも地味なところのある馬ですから、スターホース不在といった感があったのですが、ウオッカは今後の成績次第では、ディープインパクトはもとより、オグリキャップ以上の人気を得られるかもしれません。ウオッカはヴェルメイユ賞かニエユ賞を使って凱旋門賞に挑戦するとのことで、さすがに勝つのは難しいと思いますが、好走を期待しています。しかし、本気で凱旋門賞を狙うなら、宝塚記念は余計だと思うのですが。あるいは、宝塚記念で古馬の牡馬相手にどれだけやれるか試してみて、まったく通用しないようなら、凱旋門賞挑戦は断念するという意図なのかもしれません。
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