大河ドラマ『風林火山』第23回「河越夜戦」
昨日放送分の感想です。冒頭は、前回に続いて武田晴信と今川義元の会見の場面でしたが、今川家の主要人物の陰険さは、この作品を面白くしています。もっとも、陰険な人物ばかりだと1年間見続けるのはつらくなりますが、今川家とともに武田家と深く関わってくる北条家の当主の氏康は、器の大きい爽やかな人物として描かれています。意図して対照的に描かれているのでしょうが、なかなかよいと思います。
今回は河越夜戦が中心でしたが、戦いそのものよりは、戦いにいたる過程と人間模様が詳しく描かれ、なかなか面白かったと思います。ただ、勘助の行動はかなり無謀で、智謀の人という設定と矛盾するような気もするのですが。関東管領の上杉憲政は今回が初登場で、武田家視点の物語ですし、その事績から暗君に描かれるのは仕方ないのですが、河越夜戦の時点で20代前半のはずなのに、かなり老けて見えるのが残念でした。もうちょっと若い人を起用できなかったのでしょうか?次回はいよいよ上杉謙信(長尾景虎)が登場しますが、演技に不安があるのは否めません。よい意味で期待を裏切るような演技であることを期待しています。
今回は河越夜戦が中心でしたが、戦いそのものよりは、戦いにいたる過程と人間模様が詳しく描かれ、なかなか面白かったと思います。ただ、勘助の行動はかなり無謀で、智謀の人という設定と矛盾するような気もするのですが。関東管領の上杉憲政は今回が初登場で、武田家視点の物語ですし、その事績から暗君に描かれるのは仕方ないのですが、河越夜戦の時点で20代前半のはずなのに、かなり老けて見えるのが残念でした。もうちょっと若い人を起用できなかったのでしょうか?次回はいよいよ上杉謙信(長尾景虎)が登場しますが、演技に不安があるのは否めません。よい意味で期待を裏切るような演技であることを期待しています。
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