大河ドラマ『風林火山』第20回「軍師誕生」

 昨日放送分の感想です。勘助の調略により城が落ち、勘助は軍師に任命されます。戦国時代の軍師は、現代からみて呪術的な役割も担っていたのですが、『風林火山』での軍師はいわゆる参謀という位置づけのようです。由布姫はなかなか晴信に心を開かず、勘助は晴信に命じられて由布姫の心境を探りますが、戦とは違ってこちらはうまくいきません。

 その由布姫が、父である頼重の自害した東光寺に三条夫人を招き、甘酒を勧めるところで今回は終了しましたが、この酒にはいかにも毒が入っていると思わせておいて、じつは毒は入っていないのだと思います。おそらく由布姫は、本当に三条夫人が自分を信じているかどうか試そうとしたのでしょう。三条夫人が甘酒を飲まなかったら、由布姫は三条夫人を罵倒するのでしょうが、さてどうなるでしょうか。

この記事へのコメント

スペードのA
2007年05月22日 17:39
劉公嗣さん、こんにちは。
甘酒ですが、その可能性もあるかもしれませんね。由布姫は三条を偽善者だと思っているので、試しているのかもしれません。
2007年05月23日 07:38
スペードのAさん、コメントありがとうございました。
19年前の大河ドラマ『武田信玄』でも、三条夫人と
諏訪家の姫の立場を変えて似たような場面があった
とのことですが、当時毎回欠かさず見ていたにも
関わらず、すっかり忘れていました。
19年前ということもあるのですが、『武田信玄』に
関する記憶には曖昧なところがあります。

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