中京記念と弥生賞の結果

 中京ではハンデ重賞の中京記念が行なわれ、5歳馬のローゼンクロイツがレコードで完勝しました。芝路線ではたいへん弱い5歳世代ですが、強い馬の出走してこないローカルハンデ重賞ならば勝機充分ということなのでしょう。ただ、強い相手の出走してくる別定重賞やGIとなると、今後も勝つのは難しいと思います。もちろん、そういう弱い相手といえども、菊花賞まで弥生賞をのぞいて圧勝し続けてきたディープインパクトが、たいへん強いことには違いないのですが・・・。

 中山では皐月賞の前哨戦となる弥生賞が行なわれました。世代の上位馬がそろって出走してくることが多く、中央の3歳のクラシック前哨戦の中では、もっとも格の高いレースといってよいと思います。
 じっさい過去の勝馬には、ミスターシービー・シンボリルドルフ・ディープインパクトの3頭の三冠馬のほか、皐月賞・菊花賞の二冠馬サクラスターオー、皐月賞馬アグネスタキオン、日本ダービー馬サクラチヨノオー・ウイニングチケット・スペシャルウィーク、菊花賞馬ダンスインザダーク・ナリタトップロードなどの名馬がいて、負けた馬の中にも、皐月賞・日本ダービーの二冠馬サニーブライアンや、皐月賞・菊花賞の二冠馬セイウンスカイ・エアシャカールなどがいますから、中央競馬会のGII(自称グレードですが・・・)のなかでは、かなり格の高いレースと言ってよいだろうと思います。

 今年は、2歳王者のドリームジャーニー、前走のシンザン記念を勝った、父アグネスタキオン・母ビワハイジという良血馬アドマイヤオーラ、前走の条件戦を圧勝したタスカータソルテが出走してきて、まずまずの出走馬構成になったと思います。
 レースは、断然の人気となったアドマイヤオーラが先に抜け出し、追い込んできたココナッツパンチを半馬身しりぞけて勝ちました。坂のある中山コースでもなかなかしぶとい競馬をしていて、皐月賞でもフサイチホウオーに次ぐ人気になりそうですが、距離が伸びてよさそうではなく、日本ダービーでは人気になって失速しそうです。

 2着に入ったココナッツパンチは新馬戦を勝ったばかりで、大したものだと思います。父がマンハッタンカフェということに注目すれば、今後の成長が期待できそうですし、距離が伸びてもよさそうですが、母系はどうもステイヤー血統とはいえなさそうです。ただ、長距離が苦手だとしても、中距離では今後かなりの活躍が期待できそうです。
 3着のドリームジャーニーは不利を受け、上位2頭には差をつけられましたが、不器用な馬だけに、こうなることはある程度仕方のないところがあり、多頭数となるクラシックでも、今日のような不利を受ける可能性は低くないでしょう。父ステイゴールド・母の父メジロマックイーンで、血統的には距離が伸びてよさそうですが、こういう血統で案外スタミナのない馬もいますので、日本ダービーや菊花賞で弥生賞以上のレースができるかというと、疑問もあります。ただ弥生賞を見たかぎりでは、距離が伸びてもさほど苦にするようではなさそうで、小回りの中山コースで行なわれる皐月賞では苦戦しそうですが、日本ダービーや菊花賞では期待できるのではないか、と思います。

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