岩手競馬存続へ

 3月16日分の記事で
https://sicambre.seesaa.net/article/200703article_17.html
岩手競馬の廃止が事実上決まったと述べましたが、
http://www.nikkansports.com/race/f-rc-tp0-20070319-172111.html
超党派で構成された岩手競馬存続派の県議が、岩手県の負担額を20億円減額した修正案を提出し、昨日の岩手県議会の臨時議会で可決されたので、岩手競馬は存続する見通しとなりました。岩手競馬くらいの規模となると、廃止に伴う打撃も大きくなるので、簡単には廃止にできないという事情はあるのですが、見通しは暗く、廃止の時期を数年ずらしただけのようにも思います。

 無責任な一競馬ファンとしては、存続してほしいという気持ちが強いのですが、岩手県民には、廃止を先送りにしただけで、数年後にはさらに負担が増えるのではないか、との懸念があるだろうとは思います。しかし、ともかく存続という方向に動いたわけですから、何とか立ち直ってほしいものです。

 それにしても、存続の可能性もわずかながらある、と指摘していたとはいえ、事実上廃止が決まった、と書いた数日後に存続の方向へ大きく動いたわけですから、自分の不明を恥じるばかりです。存続が決まっても見通しは暗い、という予想はどうなるでしょうか。もっとも、こうした悪い予想は、外れて再度自分の不明を恥じることになっても一向にかまいませんし、むしろそのほうが喜ばしいのですが・・・。

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