大河ドラマ『風林火山』第11回「信虎追放」

 昨日放送分の感想です。晴信は諸角・小山田・弟の信繁にも信虎追放を打ち明け、支持を得ます。信繁の告白はなかなかよかったのですが、晴信と信繁の関係が前回までにもっと丁寧に描かれていたら、さらに説得力が増したと思います。この点がやや残念でしたが、信繁役の方の演技はなかなかよいと思います。

 駿河の今川家を訪れた信虎は甲斐に帰国しようとしますが、晴信・信繁・家臣団に阻まれてしまいます。その信虎を迎えに来たのが勘助でしたが、駿府への道中、信虎に殺気を見抜かれ、信虎と一騎討ちが始まります。両者互いに譲りませんが、勘助とともに信虎を迎えに来た青木大膳が割って入り、信虎は斬りつけられて落馬してしまいます。ここで信虎は、じつは晴信を高く評価していたことをはじめて告白します。ゆえに晴信を恐れて嫌っていたということなのでしょう。勘助は信虎に非礼を詫び、個人的な復讐心を断ち切ります。

 今回は、追放される信虎の悲哀を中心に、晴信と信繁との会話、武田家臣団の決意、晴信と大井夫人との会話、北条氏綱の遺言、相変わらず陰湿な今川家上層部(笑)と見所が多く、かなりよい出来になっていたのではないかと思います。次回からはいよいよ原作に沿った内容となるようで、脚本家の完全な創作らしいここまでの11回分はひじょうに面白かったとのですが、原作を踏まえた内容になると、意外に面白くなくなるのではないかとの不安もあります。ただ、出演者の多くが好演していますので、今後も期待してよさそうに思います。

この記事へのコメント

スペードのA
2007年03月21日 17:28
劉公嗣さん、こんにちは。
信繁は今まであまり出ていなく、急に出て来たという感じはしますね。
次週から原作に入るようですが、山本勘助がやっと活躍してくれそうで楽しみです。
2007年03月21日 18:59
スペードのAさん、コメントありがとうございました。
来週から、いよいよ勘助の活躍が本格化しそうですね。
これまでの出来がよいので、今後も期待しています。

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  • 風林火山~第11回・信虎追放!

    Excerpt: 風林火山ですが、いよいよ武田信虎(仲代達矢)駿河追放となります。武田家家臣のほとんどは、この謀叛に加担しているのですが、武田晴信(市川亀治郎)の弟・信繁を始め、諸角虎定や小山田など今回の計画を知らない.. Weblog: 一言居士!スペードのAの放埓手記 racked: 2007-03-20 21:16