オウム真理教の元代表である麻原彰晃(本名は松本智津夫)被告の死刑が確定

 麻原被告の裁判の流れですが、2004年2月に一審の東京地裁で死刑判決が言い渡されました。麻原被告の弁護側は即日控訴したのですが、二審の弁護団は、麻原被告との意思疎通が無理なため、控訴趣意書を作成できないとして、控訴趣意書の提出期限となる2005年8月末までに控訴趣意書を提出しませんでした。
 控訴審を担当していた東京高裁刑事10部は、今年3月になって、裁判手続きの打ち切り(控訴棄却)の決定をし、麻原被告の弁護側は異議申し立てをしたのですが、東京高裁刑事11部は今年5月に弁護側の異議申し立てを棄却しました。麻原被告の弁護側は最高裁に特別抗告し、今日になって、最高裁第三小法廷は弁護側の特別抗告を棄却し、これ以上の異議申し立てが認められていないことから、麻原被告の死刑が確定しました。

 ひじょうに残念だ、というのが私の率直な感想です。オウム真理教による一連のテロについては、国内の他の組織のみならず、外国との関わりも噂されていたので、その点も含めて徹底的に追求してもらいたかったのですが、麻原被告が精神障害になったとされていることも含めて、強い圧力やしがらみがあったのでしょうか・・・。ただ、幹部の裁判はまだ続いているので、何とかこの忌まわしい事件の全容解明を・・・と願っています。

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