日本馬の海外遠征雑感
近年では、日本馬の海外遠征もあまり珍しくはなくなりましたが、ミスターシービーやシンボリルドルフのころから競馬を見ていた私には、隔世の感があります。
私が競馬を見るようになる前・・・というより、生まれる前には、タケシバオーやスピードシンボリといった、最強クラスの馬が積極的に海外遠征したことがありましたが、1980年代半ば~1990年代半ばの10年近く、最強クラスの馬の海外遠征が途絶えたことがありました。
これは、明らかにシンボリルドルフの海外遠征の失敗の影響が大きかったと思いますが、当時中学生だったルドルフ嫌いの私でも、ルドルフがサンルイレイステークスで6着に負けたときは、ルドルフでもだめなのか、と衝撃をうけ、悔しかったものです。
この間、シリウスシンボリが3歳時より欧州へ長期遠征に出ており、ルドルフのアメリカでの敗戦後も、ダンシングブレーヴが勝ったことで有名な凱旋門賞などに出走しましたが、ルドルフの敗戦以降10年ほど、最強クラスの馬の海外遠征はありませんでした。
もっともこの間も、オグリキャップやスーパークリークやトウカイテイオーの海外遠征の予定は聞いたことがありますが、関係者がどこまで本気だったかというと、どうもよく分かりません。
1997年にサクラローレルがフランスに遠征して以降、タイキシャトルやエルコンドルパサーといった最強クラスの馬が海外遠征を行うようになり、日本から近い香港には、定期的に多くの日本馬が出走するようになりました。
今年は、ハーツクライとディープインパクトという最強クラスの馬の海外遠征が計画され、ハーツクライはキングジョージで後一歩の3着でした。ディープインパクトは凱旋門賞に出走予定で、厳しいとは思いますが、期待したいところです。
日本馬の海外遠征はすっかり珍しくなりましたが、サンデーサイレンス産駒は今年の3歳馬が最終世代で、ハーツクライとディープインパクト以降は、凱旋門賞のような本当に最強クラスの馬でないと勝てないような海外レースには当分勝てないのではないか、との見解もあります。
ただ、超一流馬となると、エルコンドルパサーやテイエムオペラオーやサンボリクリスエスのように、サンデーサイレンス産駒以外の馬も少なくなく、多くの一流馬を輩出したサンデーサイレンスにしても、本当の超一流馬は、スペシャルウィーク・ハーツクライ・ディープインパクトくらいで(サイレンススズカやゼンノロブロイは微妙なところですが)、これからも、凱旋門賞などで勝ち負けになりそうな最強クラスの馬の登場を期待しています。
私が競馬を見るようになる前・・・というより、生まれる前には、タケシバオーやスピードシンボリといった、最強クラスの馬が積極的に海外遠征したことがありましたが、1980年代半ば~1990年代半ばの10年近く、最強クラスの馬の海外遠征が途絶えたことがありました。
これは、明らかにシンボリルドルフの海外遠征の失敗の影響が大きかったと思いますが、当時中学生だったルドルフ嫌いの私でも、ルドルフがサンルイレイステークスで6着に負けたときは、ルドルフでもだめなのか、と衝撃をうけ、悔しかったものです。
この間、シリウスシンボリが3歳時より欧州へ長期遠征に出ており、ルドルフのアメリカでの敗戦後も、ダンシングブレーヴが勝ったことで有名な凱旋門賞などに出走しましたが、ルドルフの敗戦以降10年ほど、最強クラスの馬の海外遠征はありませんでした。
もっともこの間も、オグリキャップやスーパークリークやトウカイテイオーの海外遠征の予定は聞いたことがありますが、関係者がどこまで本気だったかというと、どうもよく分かりません。
1997年にサクラローレルがフランスに遠征して以降、タイキシャトルやエルコンドルパサーといった最強クラスの馬が海外遠征を行うようになり、日本から近い香港には、定期的に多くの日本馬が出走するようになりました。
今年は、ハーツクライとディープインパクトという最強クラスの馬の海外遠征が計画され、ハーツクライはキングジョージで後一歩の3着でした。ディープインパクトは凱旋門賞に出走予定で、厳しいとは思いますが、期待したいところです。
日本馬の海外遠征はすっかり珍しくなりましたが、サンデーサイレンス産駒は今年の3歳馬が最終世代で、ハーツクライとディープインパクト以降は、凱旋門賞のような本当に最強クラスの馬でないと勝てないような海外レースには当分勝てないのではないか、との見解もあります。
ただ、超一流馬となると、エルコンドルパサーやテイエムオペラオーやサンボリクリスエスのように、サンデーサイレンス産駒以外の馬も少なくなく、多くの一流馬を輩出したサンデーサイレンスにしても、本当の超一流馬は、スペシャルウィーク・ハーツクライ・ディープインパクトくらいで(サイレンススズカやゼンノロブロイは微妙なところですが)、これからも、凱旋門賞などで勝ち負けになりそうな最強クラスの馬の登場を期待しています。
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