玉木俊明『16世紀「世界史」のはじまり』

 文春新書の一冊として、文藝春秋社より2021年4月に刊行されました。電子書籍での購入です。本書は、ヨーロッパの優位がいかに確立したのか、世界史的観点から検証します。本書は、ヨーロッパの近代の幕開けを象徴するのは「ルネサンス」と「宗教改革」とされているものの、それは近代ヨーロッパ人の理想的な自画像であり、両者ともに中世的要素が多分に含ま…
コメント:0

続きを読むread more